キリスト教学研究科では、2009年度の開設に伴い、ウィリアムズ奨学金を設置致しました。
この奨学金は、キリスト教学研究科の開設の趣旨に沿って、前期課程においては、ウィリアムズコースに入学するキリスト教ミッションへの使命感に溢れた者と、キリスト教学研究コースに入学するアジアからの外国人留学生のために、また後期課程においては、優れたキリスト教学研究者としての将来性を有する者のために設定されています。
奨学金の内容は、下記の通りとなります(2022年4月1日現在)。
(1) キリスト教学研究科博士課程前期課程ウィリアムズコースに入学する、広い視野に立つキリスト教ミッションへの使命感に溢れた者2名に、授業料を減免。
(2) キリスト教学研究科博士課程前期課程キリスト教学研究コースに入学するアジアからの留学生(在留資格「留学」のもの)で、真摯な態度でキリスト教学研究に取り組む者1名に、授業料の減免と、研究奨励金(月額8万円)を支給。
(3) キリスト教学研究科博士課程後期課程に入学するもので、優れたキリスト教学研究者としての将来性を有する者1名に、授業料の減免と、対象者が外国人留学生(在留資格「留学」のもの)の場合は研究奨励金(月額8万円)を支給。
奨学金の支給期間は、最短修学期間となり、(1)については1年間、(2)については2年間、(3)については3年間となります。
また上記(2)および(3)については、学年末の2月に審査を行い、その結果、支給の継続が決定されます。
奨学金は、入学試験受験者の中から、資格を有する方が自動的に選考の対象となりますので、特に手続きの必要はありません。選考は、入学試験の成績に基づいて行われます。
奨学金選考の結果については、採択者に3月にお知らせします。
奨学金の支給については、採用後最初の授業料においては授業料納入後に同額を支給し、その後の支給については授業料納入時に減免となります。研究奨励金については毎月支給となります。また、本奨学金を受給される場合は、立教大学大学院給与奨学金およびその他委員会が併給不可と判断した奨学金を併給することができません。
なおこの奨学金の財源の一部は、創立135周年記念プロジェクト「立教未来計画」募金において、本奨学金に向けて募金して頂いた多くの篤志を充当させて頂きます。